10/16/2010

沖島の猫口密度。

こんばんは〜
昨夜書きましたとおり、本日早朝から沖島行って参りました〜。
初めての沖島。
湖岸通りの彦根の端から、あともう少し朝のがらがらの道路を飛ばすと、直ぐに定期船の発着する
堀切港に到着します。
堀切港の駐車場は沖島に暮らしている方の為の駐車場につき、一般の人間は停めることができません。
近江八幡のHPには休暇村の駐車場云々と書いていますが、早朝で運が良ければ
堀切港から少し登った所の道ばたに数台駐車出来るコンクリートのスペースがあります。
私が始発の船に乗船するときには、誰もそこにはまだ停めていませんでしたので
早朝に行かれる方は、そこに停めることをオススメします。

 6時半過ぎに到着して、少し早すぎたかなという感じでしたが
やはり周囲はまだ暗い感じです。
 7時15分発の始発が向こうからようやくやってきます。
これに乗船したのは私を含めて、4名。
片道500円かかります。
私以外は釣り客でした。

エサおくれ〜。
 いや〜!!
噂には聞いていましたが、10分ほどで沖島に到着しました。
港に船が入り、船から見てると、既に猫が沢山待ち構えてくれていました。
朝一に上陸して良かったと、あとから痛切に感じました。
網のちぎれで、ひとりでじゃれています。
 と言うのも、岩合さんの本にも書かれていましたが、朝一は猫が動いている時間帯。
そして、晴れた日の朝一の光の状態が非常に被写体が生えるんですね〜。
それと、漁から帰ってきた人たちのおこぼれを狙いに、猫たちがゾクゾクと港に集まってくる時間なのです。
えーっと、これは俗に言う「オヤジ達の港端会議」ですぞ。
岩合さんの本に書いているとおり、大きなカメラをもってウロウロするので
船から下りて、あう島の人には「おはようございます。」と挨拶します。
100%向こうも、おはようと返事を返してくれます。
猫を撮影していると、おじさんが寄ってきて「あっちにもっと可愛い子猫がいる。」だの
「港にいる猫は、不細工。」だの、いろいろと話しかけてくれます。
既にパンの端切れを持って、猫にエサを与えに彷徨いているおじさんもいたり、この島では猫は完全に住民として
認識されている感じでした。
エサ〜。
 島には約450人ほどの住人が生活してらっしゃるそうです。
淡水湖で人が生活をしているのは、日本でここだけと言うことです。
そして、世界でも淡水湖の島上での生活は珍しいそうです。
島には当然自動車がありませんので、異様に自転車が目立ちます。
そして、その自転車も異様に三輪車率が高いのです。
おばあさんが三輪車ならまだしも、以外と若奥さんみたいな人も、普通に三輪車に乗っていました。
あとから、聞きましたが、船から降ろした生活雑貨や食品を、自宅に運ぶ為に、三輪車は非常に便利だそうです。
だから、私たちが暮らしている場所よりも、三輪車率が高いのです。
うん、納得。
そして、自動車がないと言うことは、猫にとっても天国なのです。
猫は自動車と、子供が大嫌いです。
何故って?、それは危険だからですよ。

ひなたぼっこしてたの。
 港から十分ほど歩くと、沖島小学校が見えてきます。
去年のデータによると、全校生徒は9人だったそうです。
おそらく小学校のグランドと思しきこの敷地に、一匹子猫がうずくまっていました。
寝ているのかうずくまっているのかよく解りませんでしたが、この島で私が一番接近できた猫がこの子猫です。
この写真を撮影してから、1人でまたトコトコとあるいてどこかへ向かっていきました。

市場で水をかけられて避難して参りました。
 猫が嫌いな人もいますし、猫が好きな人もいます。
港にある市場の様な所に、猫が鳴きながら集まってくると、水をかけられて逃げていく猫もいます。
まあ、子供みたいなもんなんでしょう。
大人の仕事場に入ってくるとやはり邪魔ですから。
眠そう。
私が悪いのかもしれませんが、この島の猫はなかなか触らせてくれるとことまではいきませんでした。
ある一定の距離から近づくと、離れてしまいます。
だから、猫を撮影するときには、望遠レンズは必須なんですね。

おっ、三毛ですね。と言うことは雌ですね。
実は二日前ぐらいから、少し腰が痛かったので、この撮影も行こうか否か迷っていたんですが
腰にサポーターを巻いて、行くことにしました。
ただ、歩いていると、腰が痛くなってきましたので、なかなか欲をかいて、自分自身が動くことに躊躇しました。
まず、リュックを背負って撮影しているのが非常に邪魔でした。
コインロッカーや、宿で預かってくれたりすると、カメラと予備の電池と財布ぐらいの荷物で動けるんですが
今回のような場合、そう言ったわけにも生きません。
腰が痛くないときだと、そんなに辛くもないですが、腰が辛いときだと、神経がそこに行ってしまうのです。
これはエサをもらった直後の写真です。

この子はエサを欲しそうに遠くから眺めていました。
結局使用機材は
OLYMPUS E-system
E-3
E-520
zuiko 12-60
zuiko 50-200
の鉄板レンズです。
この2つのカメラを合計するだけでも、3kg以上ありますから・・・・。
食後のゴロゴロタイムです。

今日のお芝居はこれにて終了です。

隠れているつもりなのか。
小学校の方に歩いて行き、港以外に猫がたまっている場所がないか、探しましたが、なかなか猫にあうことが出来ませんでした。
あの時間帯は、やはり港周辺に集まっている感じです。
そして、小学校から戻ってきた頃には、その港にいる猫さえ、あまり来たときよりは少なくなっていました。
ご飯をもらって、おそらくどこかにグルーミングとそして寝に行ってしまったと思うんですが・・・・。
この時思ったのが、やはり朝一にきて正解だったと思いました。
うちで飼ってる猫もそうですが、飯を食った後は、寝てしまいます。

よく鳴いている子でした。

と言うことで、沖島猫レポートでした〜。
腰さえ調子良ければ、昼前まで粘ったかもしれませんが
10時発の船で、車に戻りました。

そして、車について、30分ほど睡眠をとり
11時から始まる、休暇村のびわ湖が一望できる、温泉に立ち寄り湯をして、湖岸から離れました。

沖島の皆さんと、猫さんありがとう。
また来年もリベンジに来ますね。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして。
近いうちに沖島に行こうと思ってましたので参考になりました。

Justin さんのコメント...

古い情報なので、もし違っているところがあればすいません。楽しんできて下さい。